絞りとはレンズにある「絞り羽根」と呼ばれる部品の形状の変化により、入ってくる光の量を調整する機構のことです。絞りの段階(F値と呼ばれる)は「F1.4」「F2」「F2.8」「F4」「F5.6」「F8」という具合に数値によって表され、数字が大きくなるにつれて絞りの量が大きくなり、入る光の量が少なくなります。逆に数字が小さくなると入る光の量が多くなります。
絞りのイメージ |
開放(F値小さい) |
← → |
絞る(F値大きい) |
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光の量が多い |
← → |
光の量が少ない |
F値は1/1.4倍の単位で調整することが可能です。
そして
・絞りを1段絞る(1/1.4倍)と光の量は半分になります。
・絞りを1段開ける(1.4倍)と光の量は倍になります。
絞りを開放にすれば、多くの光を取り込むことができ、短いシャッター速度で適正な露出を得ることができます。逆に絞りを絞りこめば、少ない光の量しか取り込むことができないので、適正露出を得るのに必要なシャッター速度は長くなります。
露出と絞りとシャッター速度の関係はこちらのページで詳しく紹介しています。
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